Point 1. 屋根のリフォーム
屋根は、住まいの中で最も風雨にさらされる場所。
ズレやヒビ割れなどがあると雨漏りの原因になります。
普段見えにくいからこそ、定期的なチェック、
メンテナンスが必要です。
屋根の状態をみて最適なリフォーム方法を選びましょう。
屋根リフォームの方法
●塗り替え
彩色スレートなどの表面塗装を塗り直す方法。
屋根材も下地もあまり傷んでいない場合に行います。
塗装の種類で耐久性が異なります。
塗り替えバイオ技術により、防藻性・防かび性のある環境にも配慮した塗料。 種類により性能が選べます。 (スレート屋根用塗料シリーズ 日本ペイント) |
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●重ね葺き
彩色スレートなどの屋根材で、屋根は傷んでいるが
下地材がしっかりしている場合。
軽量の金属屋根材などを既存の屋根に重ね張りする方法。
カバールーフ工法ガラス繊維強化アスファルト屋根材。 軽量で柔軟、雨音を和らげる機能上の 特性などを持つ意匠性の高い屋根。 (リッジウェイ 旭ファイバーグラス) |
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●葺き替え
屋根の傷みが激しい場合に、既存屋根材を撤去して
新しい屋根材を葺きます。下地のやり直しも含めて検討します。
葺き替え瓦としての重厚感を損なわず、 さらに軽く。しかも強く。 地震時の揺れも軽減する新素材の瓦。 (ルーガ ケイミュー) |
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Point 2. 外壁のリフォーム
外壁はモルタルに代表される湿式工法と
サイディングなどの乾式工法があります。
素材や立地条件で点検時期は異なりますが、
3~5年おきに汚れ、カビ、色褪せ、色落ち、
反りなどをチェックしてリフォームしましょう。
外壁リフォームの方法
●塗り替え
モルタルやサイディングなど
塗装が必要な外壁材を塗り直す方法。
塗り替え超低汚染塗料で、メンテナンスサイクルを 大幅に延ばしてきれいな外観を保ちます。 (セラタイトシリーズ エスケー化研) |
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●重ね張り
既存の壁材の上に新しい外壁材を張り増しする方法。
カバー工法外壁材と断熱材をひとつにした 軽量で断熱性に優れた金属サイディング。 省エネに大きく貢献します。 (金属サイディング ガルスパン、ガルバロックアイジー工業) |
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●張り替え
既存の壁材を撤去して新しい外壁材に張り替える方法。
張り替え光触媒の働きで汚れを分解し、雨で洗い流します。 セラミックコートで色あせも抑えます。 (ネオロック・光セラ16 セラトピア ケイミュー) |
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Point 3. 耐震・減震のリフォーム
日本は、地震の多い国です。
いつ起こるか分からない大地震に備えて、
地震に強い家にしたいものです。
外装リフォームの際に耐震・減震を考慮して
リフォームすると、より安心・快適な住まいになるでしょう。
耐震補強壁工法既存壁を除去し専用木胴縁を取付け、専用の 窯業系サイディングをビス止めして補強するリフォーム。 (AT-WALL壁王 旭トステム外装) |
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耐震補強壁工法既存外壁の上に耐力面材を取り付け 外壁を重ね張りし、重い屋根から軽い屋根に 葺き替えて、キレイにトータルリフォーム。 (K²耐震LaZo工法 ケイミュー) |
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